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海上釣り堀で幻の高級魚クエを釣る方法!

幻の高級魚クエ。

海上釣り堀で釣りをするからには一度は釣り上げてみたい魚ですよね。
しかし、クエは幻の魚と言われるほど釣りにくく、警戒心の高い魚です。

魚が釣れやすいという釣り掘りであっても、クエを釣るのは狙って絶対に釣れるというものありません。とはいっても、ある程度のクエに対する知識があれば釣る確率を大幅に上げることができます。

そこで今回は、幻の高級魚クエを釣る方法をご紹介します。

クエってどんな魚?


クエはスズキ目ハタ科に属する海水魚です。九州では別名ハタとも呼ばれる高級魚。ハタの仲間では日本国内で最も大型とも知られています。

クエは非常に超高級魚で、1kgあたり1万円を超える値段で取引されることもあります。ここまで値段が高いのはとにかくクエの漁獲量もですが、養殖の生産量も少ないからです。

クエとハタの違いをよく聞かれますのでこちらの記事に詳しく載せているので参考になさってください。


海上釣り掘りでクエを釣るのにおすすめのエサ


海上釣り堀でクエを釣るのにおすすめのエサは以下の2つです。

①活きウタセエビ 活アジ
②エビトロ 他、活きエサ

まずは活けアジを使ってみることをおすすめします。

クエは活性が高いときは基本的にどんな餌にも食いついてきます。
活アジ以外に、活き餌、冷凍カツオ、きびなご、シラサエビなどでも釣れたりします。


海上釣り堀でクエが釣れるタナは?


海上釣り堀でクエが釣れるタナは底が多いです。

そのほかは、生け簀の隅・角も多いです。海が澄んでサイトフィッシング出来る場合は、よく見て狙うことをおススメします。


海上釣堀でクエを釣る時のコツ①イケスのカドを狙う


海上釣り堀でクエを釣る1つ目のコツはイケスのカドを狙うということです。

クエはエサを探しているときはネット沿いにそって泳いでいることが多いので必然的に餌の集まりやすいイケスのカドではクエが釣れやすいのです。


海上釣り堀でクエを釣る時のコツ②早合わせは厳禁


海上釣り堀でクエを釣る時の3つ目のコツは早合わせは絶対にしないということです。

クエは警戒心が非常に高いので餌を口に含んでも違和感を感じたらすぐに吐き出してしまいます。そのため初めにアタリが有るとぴくぴくと反応があるのですが、その時はじっと待つようにしましょう。

大きく沈んだ時にこそ大きくアワセをするのです。そうすることによってしっかりと張りがかりをさせることができます。



海上釣り堀でクエが釣れた時のおすすめ料理3選


寒い時期にぴったりなクエ鍋


クエ鍋はクエ料理の中でも特におすすめです。クエと言ったらクエ鍋という声があるほど美味しいです。

特に冬の時期だとクエも身が引き締まっていて脂も乗っているので鍋にして食べるとさらにおいしくクエを食べることができます。





クエの煮付け


クエの煮付けも非常に美味です。日本酒によく合う料理ですので、魚のあてにクエを食べたいという方は煮付けにするのをおすすめします。

ですが、沸騰させる際アクの後に出る透明のあぶくは旨味ですのでなるべく取らないようにしましょう。


クエの刺身


クエの刺身。クエの濃厚な旨味を存分に味わうことができる料理です。調理も簡単なのに美味。お手軽にクエを美味しく味わいたいという方は刺身で食べることをおすすめします。

クエとタマカイのいいとこどり「タマクエ」とは?

釣堀紀州ではタマクエも放流しております。「タマクエ」とはどんな魚なのでしょうか?

「タマクエ」とは高級魚の「クエ」とハタ科の中で世界最大と言われる「タマカイ」を掛け合わせた新魚種で、愛媛県や鹿児島などで養殖されています。

「クエ」はこの記事でも紹介しましたように幻の高級魚として知られていますが、出荷サイズまで育てるには4~6年かかるので生産コストが高くなります。
一方の「タマカイ」は大きく成長するのが特徴で最大400㎏のものもあるとか。
2年ほどで出荷サイズに大きくなるので生産コストが抑えられるというメリットがあります。

「クエ」と「タマカイ」のいいところを持ち合わせたのが「タマクエ」です。
クエの美味しさはそのままでコストを下げて養殖できるので生産者にも消費者にもうれしい魚と言えるでしょう。

クエと同じように刺身や鍋、蒸し料理、ポワレなどいろいろな料理で楽しむことができます。

参考サイト:PR TIMES 「市場未取り扱いの新魚種「タマクエ」開発社イヨスイが研究着手から10年、初のタッグを四十八漁場と!」

まとめ

今回は幻の高級魚クエの釣り方をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

クエは臆病な魚で釣るのは大変ですが、知識を活用すれば釣る確率が上がります。そして、いざ釣ったら頬がとろけるほどに美味しいクエを料理して食べることが!

かなりの値段がするクエ。それも新鮮な状態のクエを食べられるとなると、かなりの額を出さないと食べられません。

しかし、海上釣り堀では釣り持ち帰り料金だけ。ぜひ今週末海上釣り堀に絶品クエを釣りに行ってみてはいかがでしょうか?

釣堀紀州では「クエ×タマカイ」を掛け合わせ新魚種「タマクエ」の放流をおこなっています。
参考サイト:日刊水産経済新聞「クエ×タマカイいいとこどり新魚2種、イヨスイと近大